検問

コナクリ市内の交通警察によるチェック

市内の主要交差点では交通警察による車両チェックが入ります。政府機関が集まるカルム区では交通警察のバイクが巡回しています。

通常、パスポートと運転免許証、カルト・グリーズ(車両所有者証)、車両保険、納税済み証(Vignette)、三角表示板2つ、消火器を提示すれば事足りますが、それ以外にも滞在許可証や労働許可証、会社謄本、商業カードなどの提示を求められることがあります。後部座席の窓ガラスにスモークが入っている場合、治安省が発行する許可証がないと罰金を取られます。許可証の発行は有効期限1年で1 millions FGです。

罰金は交渉して大体100,000FGです。ギニア人だったらもっと少なくて済むのでギニア人を同席させて交渉してもらうのがいいでしょう。私はそうしてます。書類チェックを求めずににコーヒー代を求めてくる交通警察がいますが、その場合は5,000FGを渡せば十分です。

何はともあれ、チェックが入ったら拒否せずに場を和ます雰囲気を維持できれば大ごとにはなりません。検問では少額の出費は覚悟すべきです。

夜間検問

23時頃から市内各所で憲兵隊や交通警察による検問が始まります。検問はこちらにまったく非がなくても揉めることが多いので検問が始まる前に帰宅しましょう。というか、治安的この時間まで出歩くのは止めましょう。2021年のクーデター以降、夜間検問は実施されていないようです。

地方検問

コナクリを出ると各県毎に3~5か所くらいの検問や通関に遭遇します。現地の車両は無視してそのまま通過することが多いのですが、我々は止まっておとなしく従うのが良いでしょう。他の車両同様に無視して通過すると追っかけてきて多額な罰金を請求されることになります。地方ではコナクリで求められる書類の他にCovid-19のワクチン接種証明証や同乗者の身分証明書を求められることもあります。

通関

地方に行くと果物や野菜が安いのでどうしてもたくさん買い物をしてしまうと思います。通常、その程度なら通関税を支払う必要はないのですが、我々外国人の場合は通関税がかかります。各所の検問で求められるので乗用車いっぱいに入るくらいなら5,000FGも払えばよいでしょう。屋根にも載せるなら10,000FGくらいでしょうか。